トルストイの死の淵において、様々なことに対する考え方が書かれた本。全三十五章+補足からなり、生命や自分達が通常捉えている死に対する概念、愛などに新しい視点を齎し、そして人間は理性を持ち他の動物とは違う特殊な存在であってその中でどう生きるべ…
(ジャケットなし) 友人の友人のアルバム?曲集かな。何も知らない。知られちゃいけないかは知らない。本当に彼らの素性は何も知らないのだけれども、楽曲の幅に可能性を非常に感じさせる作品集となっている。①・③・④は、Spiritualizedのような不思議な浮遊…
Corneliusの5年ぶりの活動となるシングル。vodafoneのCMでも同じみの曲②「Gum」も収録。 僕が彼に何を期待してたかというと、五年も時間を置いたのだから何か新鮮なものを作って欲しいということであった。②「Gum」は僕が大好きな彼のアルバム「Fantasma…
TIGER FAKE FUR名義での川本真琴のシングル。現在他にもミホミホマコトでミニアルバムを出したりと段々と活動を公けに再びしてきている川本真琴。川本真琴名義での活動はもう終了宣言ということで、川本真琴だけれども名義は違うといった少し不思議な感じの…
Butter08の1stアルバム。というかこれ以上の活動をしていないんじゃないかと思われる。読み方は「バターオーエイト」決してゼロハチではない。ユニットはcibo mattoの二人とJon Spencer Blues ExplosionのRUSSEL SIMINSやSKELTON KEYのRICK LEEやソニックユ…
ゆらゆら帝国の6thアルバム。姉がフジロックでゆら帝を見て狂喜していたという話を彼女自身から聞いたもので、それを聞いていたら聞きたくなってしまった。ゆら帝といったら、僕の中では前作の「めまい」と「しびれ」があまりにも衝撃的だったために買ってこ…
Cymbalsのボーカルだった土岐麻子の1stアルバム。Cymbalsはあんま聴いてなくて、というかあのガチャガチャした感じにこの人の声は全く合ってないんじゃないかっていうのが最初の印象だったもんだからいつかそれは変わるものなのかもしれないけれど、とにかく…
Pavementの5thアルバムにして、最終アルバム。初期の壊れかけて安っぽいいわゆる「ローファイ」と呼ばれるものを確立したと言われる彼らだけれども、前作の「BRIGHTEN THE CORNERS」からは、聞かせるロック的なものへと徐々に変化をし、全く別の形の集大成と…
小島麻由美の7thアルバム。彼女に関して全作品聴いたわけじゃないから、僕は完全に知ったかというか、野生的感に頼るしかないのだけれども、怪しい夜の女王様的な「夜のポルターガイスト」や、優しい感じのピクニックポップ的「パブロの恋人」よりは、断然若…
ミホミホマコトの1stアルバム?というよりはEPに近い印象が強いかも。もりばやしみほ(ハイポジ)・朝日美穂・川本真琴の三人ユニット。CD六曲入り+DVD二曲入りという、少し変わった感じの組み合わせとなっている。アルバムカバーから、DVDのプロモを見る限り…
シド・バレットが先日亡くなったそうだ。彼が薬をやりまくってどうかしたかっていう話を聞いたことがあったけれども、彼にとっての人生は一体どういったものだったのだろうか。それを僕が勝手に解釈することだなんて、あまりにも傲慢過ぎる、実に傲慢だ。僕…
山本精一のソロの何枚目かのアルバム。ジャケットは、裏面に綺麗な花、表面には何やら葉っぱの中央に『目』があるみたいで、それは僕を睨み付けて果てしない空間へと引き摺りこもうとしている気がしてならず、吸い寄せられてしまう。 『僕の脳内宇宙をそのま…
小島麻由美の1stアルバム。最初に聴いた時に僕が知っている小島麻由美よりも、やけに若々しくてキャピキャピとはっちゃていて元気な感じを受けたと思ったらデビューアルバムだったみたい。インパクトは「愛のポルターガイスト」を聴いた時に負けず劣らずって…
Mogwaiの5thアルバム。ダイナミックな展開と轟音ギターが特徴的で、そんな中でもメロディー方面への傾向を見たり、プログレのような偉大なスケールを感じさせたりと進化が見えてやまない彼らは、デイブ・フリッドマンやスティーブ・アルビニなどと数々の奇才…
Sigur Rosの3rdアルバム。もう既に二枚レビューを彼らに関して僕は書いたのだけれども、実際この音楽はもう二枚でお腹いっぱいという気分でもあった。それでも三枚目を聴こうと思わせてくれて、それで実際に聴いて聴いて・・・・結構繰り返し聴いちゃって、…
愛すべきサニーデイ・サービスの1stアルバム。1995年発表。やっとこさ、新宿にてツタヤの会員になる決意が出来て、入会してレンタル。地元じゃ置いてないのよね。新宿や渋谷のツタヤだと、駅から歩いてかなくちゃでそれが面倒くさいよね、都会の街はうるさく…
ベース脱退後の初アルバム。6曲30分だからミニアルバムかな。1stフルアルバムが結構、なんかスーパーカーちっくでかっこよかったり、ピアノバラードがあったりして魅力を結構感じていたのだけれども、なんか上手くありきたりなポップに収まってしまった…
二階堂和美のライブアルバム。今、「あなたにとって人間国宝は誰?」と尋ねられたら真っ先に答えるのはこの二階堂和美、彼女であると僕は断言する。彼女の満ち溢れた生命力を押し出して、人間味溢れる歌を押し出す姿勢ほど感動するものはない。会場の空間を…
Stephen Malkmusの1stアルバム。友人からの贈り物だったのだが、全く持ってあんまり聴かずに御蔵にしまいこんでいたところを、『pavement最高〜』と思っていた時に気がついて聴いた作品。友人に音楽を勧めたり、勧められたり、っていうものは非常に自己本位…
自分が何も出来ないのに、他人に色々言うなんてやっぱり僕のプライドが許さない。何か言うたび、自分の主体性がどっかへいってしまう気がしてならない。自分を傲慢に思ってしまう僕は傲慢なのだろうか。怪我は精神をも蝕む。僕の発言が一つでもみんなの役に…
http://www.tanakageka.com/lecture/scaphoidfr/ だからといって、僕は地元の開業医を責める気には全くならないし、ただただ頂上に向かって山を登っていたら、光景としては進んでいたのに頂上はもっと遠くなっていたことに気づき、絶望、これ以上どう表して…
Pavementの2ndアルバム。この凄まじいメロディーセンスと、僕の感情に直接語りかける歌の高まりといったら、もう最高過ぎて最高を通り越して最高で、そうしたらどんな言葉に行き着くのかわからないのだけれども、とにかく僕はこのアルバムに完全に心を持って…
山塚EYヨの最後の文字は一体何か非常に気になっていたのだが、よく見るとそれが単なる『ヨ』の半角カタカナだったことにさっき気がついて僕は非常に嬉しかった。しかし、それでも僕の下の名前を『タカノリ』から『夕カノリ』にしたところで、どことなくかっこ…
小島麻由美の6thアルバム。前作に比べると、ゴチャゴチャガチャガチャ楽器がなっている感じが減って少しシンプルになった感じがある。それが好きか嫌いかはヒトによるのだろうけれども、僕としては楽しさといった意味では少し損なわれたものの、なんとなくま…
小島麻由美の5thアルバム。四枚ぐらい小島麻由美に関しては聴いたのだけれども、一番最初に聴いたアルバムだからだろうか、一番好きなアルバムである。楽曲が一番聴きやすくてすっと入ってくる気がする。なんだろうか、彼女の描き出す曲はとてつもなく不思議…
Pavementの4thアルバム。後期のpavementって言うと段々と、演奏で魅せるって感じよりもじっくり聴かせる!って感じになっている気がしてならない。相変わらずの安っぽい音感は少しはマシかな??でも少し聴いてて耳あたりが悪くて一瞬ムカッとすることが稀に…
怒られるとか叱られるといったことに対して昔とは違った意味で反発してしまうのはなぜなのだろうか。よく世間では「大学生にもなって」なんて言葉を耳にするけれども実際に昔の現実を完全に体験することのなかった人間に、現実味を帯びさせて伝えるためにそ…
授業を出席と小テストで縛り付けるというものは、一体いかがなものなのだろうか。去年の緊迫した教室の授業や、みんなを聞かせて楽しませようとする授業は一体どこへ行ってしまったのだろう。僕はそんな中で今日は柳田邦男『犠牲』を読んだ。後ろにその教室…
Sigur Rosの2ndアルバム。題名は『()』。全く変なタイトルつけてくれるなーって思う。曲名自体も全部無題で題名ないし、全くどうなってるんやら。1stアルバムよりも聴かせるという面では迫力にかけているのだが、空間を包み込むという上では秀でていると僕…
感情や気持ちを押し殺すというのは、果たしてどこまで体に良いことなのだろう。喜怒哀楽の中で同じものを、同じように毎日強制的に僕が感じさせられたとして、僕の気持ちは一体どこへ飛んでいってしまうのだろうか。意識してやることを繰り返すとそれが習慣…