ミホミホマコト「ミホミホマコト」




ミホミホマコトの1stアルバム?というよりはEPに近い印象が強いかも。もりばやしみほ(ハイポジ)・朝日美穂川本真琴の三人ユニット。CD六曲入り+DVD二曲入りという、少し変わった感じの組み合わせとなっている。アルバムカバーから、DVDのプロモを見る限り、服装、部屋の外装、その他もろもろな雰囲気はなんかアメリカン。アメリカ行ったことないけれどもアメリカン。東海岸よりかは西海岸。行ったことないけれども西海岸。オールディーズアメリカン。歌はともかく、細かいとこまで、しっかり作りこんでいる感じを全体的に受けた。


①「I Want To Be Loved」は、実はルース・ブラウンの1956年の楽曲らしくてアメリカでは有名だそう。久々の川本真琴の声で新鮮。古めかしい感じの楽曲でコーラスが中々グッド!②「Gone The Rainbow」つぶやくようなどっちかのみほのボーカルがかっこ良くてこの中では一番好き。怪しい感じとかも。④「Sunset Blue」は、日本の歌謡曲って感じが非常に出てるまったりバラード。⑤「ラバトでキャメル」は明らかに川本真琴が作っただろ!って感じの印象を最初から受ける曲。やっぱりセンスあるなあ。⑥は①の日本語バージョン。ボーカルも変わってより色っぽくお姉さん風に仕上がってる。


みんな個性が強い感じを受けるせいか、アルバムとしてはなんかバッラバラだなー。彼女らの存在を示すって意味の曲集かね?これから、どういう路線で音楽をやっていくのか非常に楽しみ!八月の川本真琴の曲も期待できる気がした。それにしても、HMVでこのアルバムの場所がわからなくて店員に聞くのは非常に憂鬱だった。「ミホミホマコトのアルバムはどこにありますか?」という言葉に、どの女性アーティストよりも恥ずかしい響きを感じて言いだすのに時間がかかってしまったのは自分だけだろうか・・・・。