音楽

Fishmansについて

①②③④⑤⑥ 僕がFishmansについて語るのは、とても畏れ多く感じてしまう。その理由の一つに、仲の良い友人が大好きだったということもあるだろう。他にも、彼らのアルバムを全部聴いたというわけでもないし、彼らを知った時には、もう佐藤伸治はこの世にいなかっ…

BECK「Mellow Gold」

BECKのデビューアルバム。これを聴かずして、BECKを少し聴いた気になってた自分が恥ずかしくなるくらい衝撃的だった。これこそが、彼の真髄だったのではないかね。 ①「Loser」はやる気なさそうなギターと、シタール?の音でのリズミカルかつ、珍妙な展開は最…

Jeff Buckley「Grace」

Jeff Buckleyが残した唯一のアルバム。これが出たのが1994年で、1997年には他界してしまった。若干30歳前後であったと思われる。彼といい、fishmansの佐藤伸治といい、自分が音楽として彼らと出会う前に亡くなったことを思うと本当に悲しくなってしまう。死…

高木正勝「Sail」

高木正勝の3rdアルバム。僕が初めて彼を聴いたのは「Journal For People」だったのだけれども、それを街なんかで歩きながら聴いていると、前半の方でどうしても酔ってしまって・・・・後半の水みたいな音の曲あたりからは素晴らしく好きなんだけれど。そんな…

土岐麻子「STANDRDS gift〜土岐麻子ジャズを歌う〜」

土岐麻子のjazzカバーの3rdアルバム。といっても、あれだなあ、正直僕は全然jazzに詳しくなくてあんまり元ネタ知らないなあって恥ずかしく思う。①「Singin' In the rain」にしてもGene Kellyってよりは、『時計仕掛けのオレンジ』の暴力シーンばっか印象に残…

土岐麻子「WEEKEND SHUFFLE」

土岐麻子のカバー集。今回はいつものjazzカバーではなくて、j-popカバー集。誰もがどこかで耳にしたことのあるような曲を、土岐麻子風に見事に歌いあげていると思う。YMO、山下達郎、大瀧詠一、山下達郎、そしてケツメイシやMaroon5など、自分が生まれる前か…

志人/玉兎「Heaven's 恋文」

降神の志人(シビット)の1stアルバム。なのるなもないとの降神では、現実に対する反抗というか、そうした訴えるような要素が多い世界が多い気がしたのだけれど、こっちではもう完全に彼の世界だと思う。こんなに不思議なHIP-HOPは本当に初めて聴いた。 志人…

赤川準一「These Songs Take Time」

友人が通うSFCの先輩という話の赤川準一さん。ipodの表記では赤川隼一になっているし、どっちを検索してもあんまり情報見つからないし、本人のサイトらしきものを発見しても残念ながらforbidden。そんなわけであるから、僕にとってはかなり謎めいた存在。だ…

Cornelius「Point」

「Fantasma」から四年後、2001年の作品。最近勉強中に何を聴こうかというのを非常に迷って、コレ、何かおかしい、じゃあ次はコレ、というような作業をipodで自分は繰り返してしまうことが少なからずあった。そんな中で偶然再生したこのアルバムだけは全くそ…

Jim O'Rourke「Eureka」

ジムオルークの1999年のアルバム。時期的に「Bsd Timing」の次のアルバムかな。ジャケットは友沢ミミヨ。とってもいい味を出してます。前回の作品はカントリー〜フォークな感じのサウンド?に電子音混ぜたりとかして緩急もあって大味な曲が多かった印象なん…

ART-SCHOOL「テュぺロ・ハニー」

art-schoolの完全限定生産シングル。ジャケットは全国から応募したそうな。僕は、高校生の頃すげーart-schoolが好きで好きで、キチガイじみて好きだったんだけれども、なんだかそんなのも本当に最近は懐かしくなってしまう。木下理樹は相変わらず歌が下手糞…

フルカワミキ「Mirrors」

元Supercar、ベースのフルカワミキの1stアルバム。あらかじめ言っておくと、実は僕はあんまりSupercarをちゃんと聴いてない。二枚ぐらいなんとなく借りたデータ自体はPCに入っているんだけれども、いつもどうしてか2・3曲いくと、あーもういっか、なんかな…

二階堂和美「二階堂和美のアルバム」

今更なんだけれども、二階堂和美の五枚目ぐらいのアルバム。前回までの、悪く言えば宅録というかやや引きこもりがちな、取れてしまう感じの音楽とは異なり(もちろん二階堂和美にはそんな言葉は全く当てはまると僕は思わないけれども)、様々なアーティスト…

Dinosaur Jr「Where You Been」

Dinosaur Jrの5thアルバム。とてつもなく聴きたくなったので聴いた。去年ライブで観たのを思い出して、J Mascisはおっさんだったけどかっこよかったなあとか、ライブチケット高くてワンマンな割にはあんまり演奏しないで終わっちまっただなあとか、浅野忠信…

なのるなもない「Melhentrips」

二人組みユニット降神(おりがみ)の一人、なのるなもないの1stソロアルバム。HIPHOPなんだけれども、といっても残念ながら僕はあんまりHIPHOPを知らないのだけれども、そんなことは関係なく音楽を楽しめるのではないかなって本当にこのアルバムやDJ KRUSHと…

内橋和久「Rhythm」

時にはギターを弾き、時には曲のアレンジをし、時には劇団の音楽を作り、時にはダクソフォンの日本唯一の演奏者(この前の二階堂さんのライブの時の不思議な楽器がまさにそれだった!)として知られる内橋和久。そんな彼が手がけた『劇団・維新派』の音楽を…

にかスープ&さやソース「Ipiya」

二階堂和美とテニスコーツのさやのユニット。二人は仲が良いみたい。そっれにしてもこのアルバムは暗いっていうか、宗教の音楽みたいな感じや引きこもって作りましたよーって感じが滲み出て二・三回聴いただけでもう全く聴く気が起きなかった。もちろんあん…

二階堂和美「またおとしましたよ」

二階堂和美の三枚目ぐらいのアルバム。宅録ってことである程度もちろん音には限界あるし、ライブアルバムが素晴らし過ぎるもんだからあまり気体なんかしちゃダメだなんて思ってたけれども実際これはこれで聴きやすくて優しく温もってくれるアルバムだからつ…

Mogwai「Young Team」

いまや、有名過ぎるくらい知られているグラスコー出身、Mogwaiの1stアルバム。国内版のジャケットは何故か富士銀行。この発表当時のメンバーの平均年齢は18歳・・・・何か最後に開花した気がすれば、人生がどんだけかかってもいいとは思うけれども、この年齢…

2006年〜僕の聴いてた10枚〜

以前は友人のサイトに記載させてもらってたのだけれども今年の企画案はないみたいで、もう2007年も一ヶ月経ってしまったところでふと思い出そうとしてみても僕が何を聴いてたなんて結構思い出せない。なんか、そんなかんなでモヤモヤしてしまうのがどこか勿…

朝日美穂「THRILL MARCH」

朝日美穂の2ndアルバム。1999年の作品。彼女を知ったのは、「ミホミホマコト」からであってそういう意味では、彼女に感謝すると共に大好きな川本真琴さんに感謝しなければならないと心から思う。音楽はきっと自分の情報の範囲内で、適当に聴きこんでいればそ…

二階堂和美『うたのイワトlive@神楽坂』

10分で売り切れたと場所のブログには書いてあったのに何故か一時間半後ぐらいに連絡した僕がチケットを取れていたので行ってきました二階堂和美@いわとシアター・神楽坂。中央線の周りは後楽園と東京ドームと日本武道館ぐらいしかないと思ってたけれども、…

Al Di Meola/John McLaughlin/Paco de Lucia「Friday Night in San Francisco」

1980年に発売されたAl Di Meola、John McLaughlin、Paco de Luciaのギター狂トリオによるサンフランシスコで行われたライブアルバム。演奏はアコースティックギターによるインストロメンタル。石川人間さんより享受。 誰かが何かを弾いたと思ったら、それに…

Jim O'Rourke「Bad Timing」

シカゴ出身で現在、都内の某所に住んでいると言われ、日本文化への関わりも非常に強く、親日家であると言われるJim O'Rourke。くるり「図鑑」のプロデュースや朝日美穂との関わり、映画「スクール・オブ・ロック」の音楽に携わったり、ソニックユースやガス…

曽我部恵一「東京コンサート」

サニーデイ・サービス「東京」の発売十周年を記念して、2006年の夏に下高井戸シネマにおいて行われた曽我部恵一さんの弾き語りライブアルバム。内容は、本当に「東京」を曲順通りに行ったものである。 曲間の曽我部さんのMCがやけにノスタルジックにさせてく…

YUKI「WAVE」

YUKIの4thアルバム。YUKIの最近の活動ったら、やったらシングル出してたなーっていう印象しかなくて、あんまり聴いてなかったもんだからちょっと新鮮だった。相変わらずジャケット可愛いなー。こんなYUKIの姿を見ていると小学生の時から可愛いと思ってた僕は…

二階堂和美「たねⅠ」

二階堂和美のミニアルバム。声が若いので結構昔かな。ミニアルバムだとかEPだとか、一番の最大の利点は、通学や帰り道で15分〜20分ぐらい余った時に気軽に聴けるところだ。僕としては、学校の教室に入る前後で聴き終わる日は一番一日を爽やかに始めら…

shing02「緑黄色人種」

shing02の1st?アルバム。普段全然Jラップみたいなもんは聴いたりしないのだけれど、友人に影響されてしまった。僕は緑黄色野菜が残念ながら昔から好き嫌いが多くて親族からは、「おまえは野菜とか好き嫌いが人より多いから大きくなれないぞ」とひたすら罵倒…

フリッパーズ・ギター「ヘッド博士の世界塔」

フリッパーズ・ギターの3rdアルバム。彼らのアルバムと言えば自分にとって2ndが最初は大好きで、このアルバムなんかは最初聴いたと時からアルバム全体に広がっている浮遊感がなんか気持ち悪くって即お蔵入りしていたのだけれども、実際最近真剣にふと聴きな…

Stmix/Ngym「Uni」(仮名「仮タイトル」)

(ジャケットなし) 友人の友人のアルバム?曲集かな。何も知らない。知られちゃいけないかは知らない。本当に彼らの素性は何も知らないのだけれども、楽曲の幅に可能性を非常に感じさせる作品集となっている。①・③・④は、Spiritualizedのような不思議な浮遊…