音楽

Cornelius「MUSIC」

Corneliusの5年ぶりの活動となるシングル。vodafoneのCMでも同じみの曲②「Gum」も収録。 僕が彼に何を期待してたかというと、五年も時間を置いたのだから何か新鮮なものを作って欲しいということであった。②「Gum」は僕が大好きな彼のアルバム「Fantasma…

川本真琴(TIGER FAKE FUR)「山羊王のテーマ」

TIGER FAKE FUR名義での川本真琴のシングル。現在他にもミホミホマコトでミニアルバムを出したりと段々と活動を公けに再びしてきている川本真琴。川本真琴名義での活動はもう終了宣言ということで、川本真琴だけれども名義は違うといった少し不思議な感じの…

ButterO8「Butter」

Butter08の1stアルバム。というかこれ以上の活動をしていないんじゃないかと思われる。読み方は「バターオーエイト」決してゼロハチではない。ユニットはcibo mattoの二人とJon Spencer Blues ExplosionのRUSSEL SIMINSやSKELTON KEYのRICK LEEやソニックユ…

ゆらゆら帝国「Sweet Spot」

ゆらゆら帝国の6thアルバム。姉がフジロックでゆら帝を見て狂喜していたという話を彼女自身から聞いたもので、それを聞いていたら聞きたくなってしまった。ゆら帝といったら、僕の中では前作の「めまい」と「しびれ」があまりにも衝撃的だったために買ってこ…

土岐麻子「Debut」

Cymbalsのボーカルだった土岐麻子の1stアルバム。Cymbalsはあんま聴いてなくて、というかあのガチャガチャした感じにこの人の声は全く合ってないんじゃないかっていうのが最初の印象だったもんだからいつかそれは変わるものなのかもしれないけれど、とにかく…

Pavement「Terror Twilight」

Pavementの5thアルバムにして、最終アルバム。初期の壊れかけて安っぽいいわゆる「ローファイ」と呼ばれるものを確立したと言われる彼らだけれども、前作の「BRIGHTEN THE CORNERS」からは、聞かせるロック的なものへと徐々に変化をし、全く別の形の集大成と…

小島麻由美「スウィンギング・キャラバン」

小島麻由美の7thアルバム。彼女に関して全作品聴いたわけじゃないから、僕は完全に知ったかというか、野生的感に頼るしかないのだけれども、怪しい夜の女王様的な「夜のポルターガイスト」や、優しい感じのピクニックポップ的「パブロの恋人」よりは、断然若…

ミホミホマコト「ミホミホマコト」

ミホミホマコトの1stアルバム?というよりはEPに近い印象が強いかも。もりばやしみほ(ハイポジ)・朝日美穂・川本真琴の三人ユニット。CD六曲入り+DVD二曲入りという、少し変わった感じの組み合わせとなっている。アルバムカバーから、DVDのプロモを見る限り…

山本精一「EVE」

山本精一のソロの何枚目かのアルバム。ジャケットは、裏面に綺麗な花、表面には何やら葉っぱの中央に『目』があるみたいで、それは僕を睨み付けて果てしない空間へと引き摺りこもうとしている気がしてならず、吸い寄せられてしまう。 『僕の脳内宇宙をそのま…

小島麻由美「セシルのブルース」

小島麻由美の1stアルバム。最初に聴いた時に僕が知っている小島麻由美よりも、やけに若々しくてキャピキャピとはっちゃていて元気な感じを受けたと思ったらデビューアルバムだったみたい。インパクトは「愛のポルターガイスト」を聴いた時に負けず劣らずって…

Mogwai「Mr.beast」

Mogwaiの5thアルバム。ダイナミックな展開と轟音ギターが特徴的で、そんな中でもメロディー方面への傾向を見たり、プログレのような偉大なスケールを感じさせたりと進化が見えてやまない彼らは、デイブ・フリッドマンやスティーブ・アルビニなどと数々の奇才…

Sigur Ros「Takk...」

Sigur Rosの3rdアルバム。もう既に二枚レビューを彼らに関して僕は書いたのだけれども、実際この音楽はもう二枚でお腹いっぱいという気分でもあった。それでも三枚目を聴こうと思わせてくれて、それで実際に聴いて聴いて・・・・結構繰り返し聴いちゃって、…

サニーデイ・サービス「若者たち」

愛すべきサニーデイ・サービスの1stアルバム。1995年発表。やっとこさ、新宿にてツタヤの会員になる決意が出来て、入会してレンタル。地元じゃ置いてないのよね。新宿や渋谷のツタヤだと、駅から歩いてかなくちゃでそれが面倒くさいよね、都会の街はうるさく…

SPORTS「How Are You?」

ベース脱退後の初アルバム。6曲30分だからミニアルバムかな。1stフルアルバムが結構、なんかスーパーカーちっくでかっこよかったり、ピアノバラードがあったりして魅力を結構感じていたのだけれども、なんか上手くありきたりなポップに収まってしまった…

二階堂和美「Nikaidoh Kazumi US tour 2003」

二階堂和美のライブアルバム。今、「あなたにとって人間国宝は誰?」と尋ねられたら真っ先に答えるのはこの二階堂和美、彼女であると僕は断言する。彼女の満ち溢れた生命力を押し出して、人間味溢れる歌を押し出す姿勢ほど感動するものはない。会場の空間を…

Stephen Malkmus「Stephen Malkmus」

Stephen Malkmusの1stアルバム。友人からの贈り物だったのだが、全く持ってあんまり聴かずに御蔵にしまいこんでいたところを、『pavement最高〜』と思っていた時に気がついて聴いた作品。友人に音楽を勧めたり、勧められたり、っていうものは非常に自己本位…

Pavement「Crooked Rain Crooked Rain」

Pavementの2ndアルバム。この凄まじいメロディーセンスと、僕の感情に直接語りかける歌の高まりといったら、もう最高過ぎて最高を通り越して最高で、そうしたらどんな言葉に行き着くのかわからないのだけれども、とにかく僕はこのアルバムに完全に心を持って…

小島麻由美「パブロの恋人」

小島麻由美の6thアルバム。前作に比べると、ゴチャゴチャガチャガチャ楽器がなっている感じが減って少しシンプルになった感じがある。それが好きか嫌いかはヒトによるのだろうけれども、僕としては楽しさといった意味では少し損なわれたものの、なんとなくま…

小島麻由美「愛のポルターガイスト」

小島麻由美の5thアルバム。四枚ぐらい小島麻由美に関しては聴いたのだけれども、一番最初に聴いたアルバムだからだろうか、一番好きなアルバムである。楽曲が一番聴きやすくてすっと入ってくる気がする。なんだろうか、彼女の描き出す曲はとてつもなく不思議…

Pavement「Brighten The Corners」

Pavementの4thアルバム。後期のpavementって言うと段々と、演奏で魅せるって感じよりもじっくり聴かせる!って感じになっている気がしてならない。相変わらずの安っぽい音感は少しはマシかな??でも少し聴いてて耳あたりが悪くて一瞬ムカッとすることが稀に…

Sigur Ros「()」

Sigur Rosの2ndアルバム。題名は『()』。全く変なタイトルつけてくれるなーって思う。曲名自体も全部無題で題名ないし、全くどうなってるんやら。1stアルバムよりも聴かせるという面では迫力にかけているのだが、空間を包み込むという上では秀でていると僕…

Primal Scream「Sonic Flower Groove」

Primal screamの1stアルバム。1987年発表。このアルバムを聴いて早々と頭に思い浮かんだのは1989年の■The Stone Roses「The Stone Roses」だ。ツインギターによって繰り広げられるポップポップなリフ、少し甘くて優美で、浮遊感ただようボーカル。一曲目のイ…

54-71「54-71」

54-71の1stアルバム。のはず。メジャーデビューしたアルバム「enClorox」なんかよりももっともっとストイック。ボーカルは相変わらず迫力満点。ギターがたまにジャキジャキ激しい。余計な音はそげ落とし。ホントにかっこいいなー。③「life」は「enClorox」に…

Sigur Ros「Agaetis Byrjun」

Sigur Rosの1stアルバム。ジャケットは臍の緒がついた胎児に天使のような羽。胎児に羽を加えることで、どこか神聖な響きを感じてしまう。実際、ホントによく眠れるアルバムである。言語はアイスランド語。何を言っているのか非常に気になるが、ここまで高貴…

AUDIO SPORTS「Era Of Glittering Gas」

1992年に発売されたアルバム。何枚目かとか知らない。てか今活動しているかも知らない。からきっとしてないんだろうな。ネットで調べても少ししか情報もないし、友人によると山塚EYEとかがやってたとのらしいこと。聴いてみると、これは全くもってのヒップホ…

BECK「Guero」

Beckの6thアルバム。あーなんか、「odelay」を所々感じちゃうと思ったら似たようなスタッフが関わっていたとはね。ギザギザギターや、ピコピコ電子音といい、相変わらずファンキーモードな彼は非常に楽しくてかっこよくてたまらないなあ。それでも「odelay」…

54-71「EP」

ギター脱退後の、今の時点では唯一の音源である四曲入りEP。アルバムタイトルはきっとないのだろうか、ituneにぶち込むと「54-71」と表示され、肝心のアルバム54-71「54-71」は別アーティスト扱いの71「54-71」にぶち込まれたもんだからやけに腹立たしくな…

小沢健二「Eclectic」

前作以来5年ぶりとなる4thアルバム。オザケンの中でも異質を放つこの作品。ベースラインと鋭いドラム音に、色っぽくなった彼のボーカルが複雑にコーラスとの素晴らしい絡みを見せる。その濃密な絡みは、空間全てを包み込むといっても過言ではないだろう。…

NUMBER GIRL「Omoide In My Head: 4: 珍ng & Rare Tracks」

ナンバガの初期音源集など珍トラック集。他のベストとかは全然どうでもいいんだけれどもこれだけは聴いてみたかった。地元のレンタル屋で運よく発見。ラッキー。ナンバガはホントに気がついたら、一番最初の「school girl bye bye」しかほとんど、といっても…

小沢健二「Ecology Of Everyday Life: 毎日の環境学」

小沢健二の5thアルバム。四年ぶりのリリースとなるこの作品には、少なからず様々な人が期待してたであろう。もちろん、自分もそんな“オザケンフリーク”の一人である。 フルートが列車の汽笛のように響き渡って、一気に音楽が広がる。前作「Eclectic」のよう…