小島麻由美「スウィンギング・キャラバン」




小島麻由美の7thアルバム。彼女に関して全作品聴いたわけじゃないから、僕は完全に知ったかというか、野生的感に頼るしかないのだけれども、怪しい夜の女王様的な「夜のポルターガイスト」や、優しい感じのピクニックポップ的「パブロの恋人」よりは、断然若々しき1st「セシルのブルース」みたいにとてつもなくガチャガチャっとした小島麻由美ポップが復活!といった感じだろうか。


擬音語?擬態語?あれ、擬音語が前半の曲だといい感じを出している。「パヤパヤパヤ」とか「シュビ・デュビ・デュビダ!」とか。こんな変な音が、すごーく歌詞をエロく際立たせていると思うのは自分の煩悩から湧き出る、あまり良い解釈ではないのだろうか。②「チョコレート」の蕩けそうな女心、女心がわからないと無限にいつも言われるのだけれども、が心に染みる曲。それでも、やっぱり本領発揮は③「chakachaka」の楽しいポップや、⑤「トルココーヒー」の色っぽさとハイテンションな感じとあまーいネットリした感じの変調が癖になってまとわりつく!後半の『明日の話は、あれ!?なんのこと?』なんて部分は可愛いねえ。あとは⑨「サマータイム」が好き。


んー実際は「セシルのブルース」の方が全然若々しくてなんか魅力溢れてて好きで、あんまり気に入らなかったのは事実。「夜のポルターガイスト」があまりに出来が良すぎるから、どうしても色んな意味で期待してしまうだけに残念。もう少し初期アルバムを聴いてみようかな。ライブもそろそろ行ってみようかな!あ、でも夏に聴くのはいいかもしれない。小島麻由美は聴いた感じでは、彼女我流ポップは夏な感じがするのは自分だけだろうか?真夏の暑さもトルココーヒー飲んでふっとばすしかないっっっっっっ!ビバ!トルココーヒー!