YUKI「WAVE」




YUKIの4thアルバム。YUKIの最近の活動ったら、やったらシングル出してたなーっていう印象しかなくて、あんまり聴いてなかったもんだからちょっと新鮮だった。相変わらずジャケット可愛いなー。こんなYUKIの姿を見ていると小学生の時から可愛いと思ってた僕は、意外に小学生や中学生から将来可愛くなる子を上手く当てることができるのではないかと思ってしまう。これは甚だしい錯覚であることもきっと間違いないのだろうが。


アルバムの内容と言えば、んー。んー。結構聴いたけれどコメントに困るアルバムかも。プライベートではつらい事があった彼女だから、音は全く別にして歌詞を読みながら聴いていると結構③「ドラマチック」⑥「バースディ」⑫「歓びの種」なんかは切なくなってしまうし、独特な世界観があることは十分にわかる。でも、正直アレンジがなんかいまいちというか、ピコピコしてたり中途半端にギター掻き鳴らしてるような音が多い感じがしちゃって残念ながら全然好きになれない。②「メランコリニスタ」の愛に包み込むような優しさはとてつもなく大好きで、⑥「バースディ」の浮遊感も結構良いんだけれどやっぱり他の曲はピンと来ない・・・なんか違うよ!まあ、違うってのはあまりにもどうしようもないくらい幼稚な批判の仕方なんだけれども、もっと楽曲とともに愛で包んで欲しいんだよなあ。前作「JOY」からの彼女らしいPOP路線で行ってるってのはわかるんだけれど(前作はそれでも満足出来たけれど)可愛さを超えた何かが欲しい。


ジャケットと歌詞カードははJUDY AND MARY「ひとつだけ」のマキシシングルを思わせる最高の可愛さ!でも中身はYUKIのソロアルバムとしては今までで一番ピンと来なかった。とにかくゆっくり休養してくださいな。