二階堂和美「たねⅠ」




二階堂和美のミニアルバム。声が若いので結構昔かな。ミニアルバムだとかEPだとか、一番の最大の利点は、通学や帰り道で15分〜20分ぐらい余った時に気軽に聴けるところだ。僕としては、学校の教室に入る前後で聴き終わる日は一番一日を爽やかに始められるのではないかと思う。途切れたアルバムの続きを帰りの電車で聴くのも意外に好きなのだけれども。とにかく中途半端に時間が空いたら最近よく再生してた。


①「いくつもの花」や⑤「ショッピンブル」はライブ版で聴いたこともあったけれども、声がまた違った優しさというか、ショッピンブルの方なんか特になんだけれども、今より一層可愛らしい感じ。②「たねⅠ」や他の曲などなど聴いてると、二階堂さんは不思議な音を口から揮わせるようにして出すけれども、それはホーメイとはまた少し違う感じの、この前お寺で聴いたお坊さんの発する音に類似していた。「あたし坊さんやから」と言う彼女の不思議な音はそこから来ているのではないかと思うと、お坊さんに対する尊敬の念が湧いた気がした。③「夕方」は、このアルバムで一番好きかも!綺麗な包容力溢れる雰囲気がいい。④「5×9=45」は、ピーピー鳴ってて風が駆け抜けてくような感じでこれまた気持ちよい。⑦「laugh point」は歌詞が聞き取れなくて結構気になる曲なのだけれども、今更だけれども歌上手いわね。


⑧「ユートンズ・テーマ」がこのアルバムの全てをある意味表してるかも。綺麗で、優しくて、包容力溢れた不思議な世界を短時間で思う存分楽しませてくれるアルバム、シンプルに二階堂さんの良さが伝わってくるアルバムです。やっぱりこの雰囲気は可愛い!