Grapevine「Outcast - B-sides + Rarities」




GrapevineのいわゆるB面、カップリング集みたいなもん。B面が充実してるっていうことはどんなアーティストであってもホントに素晴らしいことであると思う、カップリングっていうのはその人の作品への意気込みがすんごいでるものだと思うから。ジャケットは立体的でかっこいいねえ。さて肝心な内容。どの曲も、彼ららしさが十分出ているし、ただカップリングをつなぎ合わせただけでもなんとなく完成度が高く感じてしまうのだから不思議だね。②「R&Rニアラズ」これなんか、もうライブの定番曲なイメージで盛り上がる。⑤「アイボリー」このスローナンバーも好き。⑧「HEAD」テンポがとっても良い曲。⑪「窓」これは綺麗な光景が浮かぶ。⑫「嘘」こういうミドルテンポの少しポップなロックってまさしく彼らっていう感じがして好き。⑬「SOUL FOUNDATION」5thアルバムに入っていても全然おかしくないくらいのポップチューンナンバー、とっても良いなあ。⑭「BALL BAG」ギターの絡みがすごい。⑮「坂の途中」とっても良いミドルナンバー。切ない。⑮「TIME IS ON YOUR BAG」インディーズ時代の曲。この頃から彼らは輝いてたんだなあ。⑯「何を話せば」このなんか一時代前を彷彿とさせる懐かしいメロディー。これ個人的にかなり好きだなあ。


やや前半にたまに寂しさを思えるが後半は何にも言うことなしの良い曲づくし。これも彼ららしくて、そういうオリジナリティーをどっかしら覚えさせてくれるのはアーティストとしてホントにかっこいいと思った。