Grapevine「マリーのサウンドトラック」




Grapevineの5thアルバム。3thや4thに比べ、なんかアルバム全体を通して結構変わった印象を受ける。①「マリーのサウンドトラック」ここでも途中にギターの絡み炸裂。②「ドリフト160(改)」③「Blue Back」④「マダカレークッテナイデショー」ここで一気にポップになる。彼らのでもそのポップさは1thの頃とは全く違うもの。⑤「Colors」切なくゆったりとしていてメランコリックな雰囲気をかもし出し、エレキをベースにつん高い田中の声が響き渡る大好きな曲。⑥「Tinydogs」⑦「Let me in〜おれがおれが〜」再びジャキジャキとギターベース。でもやっぱり絡みがシンプルになった気がする。⑦「ナツヒカリ」⑧「Sundown And Hightide」ポップでサビが印象的なこの二曲。⑨「アナザーワールド」これも⑤と同じようにメランコリックにさせてくれる。良い曲。⑩「ふたり」ふわふわと終わらせてくれる。


うーん、出来としてはどうなんだろう。お気楽ポップチューンみたいな勢いのある曲もあれば、切ない曲まで盛りだくさんでそれぞれに光る曲がとてもあるのだけれど、個人的にはこのアルバムはあまり彼らの中では聴く気にならない。聴いていてなんかギャップに自分は疲れてしまうのかもしれない。でも、今までのサウンドから新たな追求へと走る彼らはかっこいいことは間違いはない。