小沢健二「LIFE」




一昨年とっても良く聴いてたオザケンの2ndアルバム。ポップポップ、j-popの超王道とも言うべき存在。そんでもって曲はホントに名曲ばかりで申し分ない。


①「愛し愛されて生きるのさ」
最近でもCMでおなじみの曲。この軽快に流れる綺麗なメロディー。そして途中に入るような語り口。誰もが口ずさみたくなるだろう。
②「ラブリー」
トランペットの楽しいメロディーにサビにはハモリもあって気持ちが良い。
③「東京恋愛専科・または恋は言ってみりゃボディー・ブロー」
ぱーらーぱーとイントロからしてもう楽しくて仕方ない楽しい曲。
④「いちょう並木のセレナーデ」
このアルバムの中でも自分にとって印象深い名曲。引き語り調で、あーせつないせつない。
⑤「ドアをノックするのは誰だ?」
このサビの微妙に早口でテンポの良いボーカルがやっぱり印象的。
⑥「今夜はブギー・バック
言わずとしれた超名曲。スチャダラパーとの組み合わせといいホントにかっこいい。思わず踊りたくなる曲。
⑦「ぼくらが旅に出る理由」
綺麗な美メロディーを背景にポップさが光る曲。
⑧「おやすみなさい,仔猫ちゃん!」
優しい曲。優しくてせつない。ホントに気持ちよく眠れる曲。


もうホントに名盤。あんまり一曲一曲書く必要はなかったな。実際みんなポップポップで楽しい。普通っぽいのだけれど、ありそうでなさそう、道端に転がってそうで転がってない、彼にしか作り出せない素晴らしいアルバムである。切ない、そして心が温まる恋愛ソングがたくさん。まさしく心に響くJ-POPの王道を行く金字塔的アルバム。94年発売だから、もう10年以上経って忘れ去られていくような気がするのだが、日本人で聴いてない人は聴いたほうが人生得する、絶対に。いつでもどこでも、いつまでも色あせない傑作だ。