サニーデイ・サービス「サニーデイ・サービス」




彼らの4thアルバム。これは自分が最初に彼らではまったアルバムでもある。
このアルバムの最大の特徴は彼らの中でもエレキギターがたくさん使われ、さらには弾き語り調の曲のフォーク的な曲もありで楽曲は充実。バンドとしてロックロックしてる感じがとても伝わってくるところだろう。


①「baby blue」で優しい引き語りから始まったと思えば②「朝」で轟音ギターがうなりをあげる。③「NOW」は優しいポップナンバー。④「枯れ葉」や⑥「Wild Grass Picture」綺麗なスロウナンバー。⑤「虹の午後に」ギターメロディーが光る良曲。⑦「PINK MOON」や⑧「星を見たかい?」⑨「雨」なんかは、もう結構暗い感じが出てしまうんだけれども夜にぴったりの曲でなんとも美しい景色を想像させてくれる。⑩「そして風が吹く」や⑪「旅の手帖」ポップなロック曲。轟音ギターが良い。⑫「bye bye blackbird」は弾き語りから最後の高まりまでがとても素晴らしい名曲。


全体的に聴いた後に、なんか少し寂しさを覚えてしまう部分があってそうするとまた聴きたくなって・・・・と彼らの中では中毒性の高いアルバムなのではないかと思う。曽我部さんの声は頭に響くし、ギターの強め具合は他のアルバムなんかより全然強いものになってる。あーこのアルバムも傑作だわ。是非とも。