Pavement「Slanted & Enchanted」




Pavementの1stアルバム。いきなり①名曲「Summer Babe」で強烈な感覚を与える。これはいちよグランジがベースかな、音としては。分野とては「ローファイ」だとか呼ばれてる。このここちよく、洪水するギター、さらには図太い声をしているわけではないけどかっこいいカリスマ、スティーヴン マルクマス。このアルバムの隠れた点としてはドラムが非常にかっこいいことだ。このドラム音がベースにあることでしっかりした音楽になっている。


曲によっては叫びとか、もうはちきれそうなギター音全開だけれども、そういう音はアーティストによっては耳になんかうまく馴染まなくてただ「うるせー」とか思ったりしちゃうことが自分にはよくあるのに彼らのそれにはこれといって抵抗はないのだ。時おり曲によっては楽しいメロディーセンスも十分披露してくれる。後にも「Crooked Rain」や「Terror Twilight」といった作品(→後に書く)を出してそれらも素晴らしいんだけれど、自分がPavementで好きなのはドラムがかっこいいこの作品。解散した過去の人ほど、ライブに行きたいと憧れる。ああ。。。。「Luxe & Reduxe」やら他のライブ曲合わさったスペシャルパックは全48曲で2500ぐらいで買えてお買い得。むき出しのギターサウンドを、かっこいい思う人は間違いなくいんじゃないのかなと思う作品。