ゆらゆら帝国「ゆらゆら帝国のめまい」




ゆらゆら帝国のしびれ」と同時リリースされた作品。この二つは全く性格の異なる音楽でそんなことできちゃうんですからホントに彼らはすごいですね。①「バンドをやってる友達」おっとりしたベース音をベースに可愛い声がひびく。②「ドア」哀愁漂わせる雰囲気。ギターサウンドがたまらん。実はこれ名曲です。③「恋がしたい」優しいけどなんか怪しいふわふわした感覚、けどなんか切ない。ホントに恋したくなりますw④「通り過ぎた夏」めちゃめちゃ切ないです。好き。⑤「とある国」自分はいきなり雪の吹雪く田舎か、どっか辺境の地へ旅立った。⑥「からっぽの街」かっこいいギターリフが印象的で『無用になったんだ』という歌詞がやけに頭に切なく響く。⑦「ボタンが一つ」また可愛い声が登場。面白い曲だ。⑧「冷たいギフト」いやーダブルボーカルがなんか妙にしっくりくる。⑨「星になれた」は超名曲。もう切なすぎ。基本的にこのアルバムは、むき出しのギターサウンドやベースサウンドを使って哀愁漂うメロディーを表してそこにやや実験的に面白いボーカルとか音とかを加えてそれがうまく絡み合ってるのが素晴らしい。良い作品です、ぜひ。