フリッパーズ・ギター「Camera Talk」




小沢健二コーネリアスの小山田らがやってた昔の音楽集団。この二人も僕らの年代では、大半の人は小沢健二のソロ時代を少し知っているぐらいの印象しかないだろう。これは1990年のアルバムで自分が4歳のときに作られたものだから自分はもちろん全然知らなかったけど、この時点からなんか才能をバリバリと感じさせてくれる。おざけんの甘い声は、なんとなく癖になるし、みんな楽しそうに音楽をやってるのがひしひしと伝わってくる。ホントに色んな音を多用して自分を楽しませてくれるし、聴いていて楽しい気分になることは間違いない。カメラカメラカメラ!とかホントたまらない。前作もメロディーは聴きやすくキャッチーで好きなのだが、今回もそんなメロディーセンス抜群でさらに前回と違って日本語歌詞というのが良い。前作でのおざけんの「僕らは洋楽を聴いてきたんだから英語で詩を書いたんだ」っていう言葉はすんごいかっこいいんだけれど、日本人はやっぱり日本語の歌詞が好きなのだよ。J-POPが好きな人はぜひ。