残念だが。

 誰もあなたを責めることはできない。誰も誰を責めることはできない。自分も誰を責めることもできない。団体競技では決して、誰かに責任を求めてはならない。たとえ一人一人が全体として戦う剣道のような競技だとしても。

 しかし、これは誰もが一人一人の力を何らかの形で集約させ、全員が自分の力を間違いなく出し切ったと感じうる場合にのみ言えることだ。これができたとき、試合は限りなく勝利に近い結果が出る可能性を意味し、負けても自分に満足できるであろうと思う。

 その出し切りの形を作るのは、自分自身の何かへのとてつもない強い意識、それがチーム全体の考えている意識となんらかの形で連動することが必要だ。誰もが同じ目標に向かって、意識を高く持ち、そしてみんなで様々な工夫をしながら切磋琢磨し、必死になることが必要だ。何よりもそのチームを作り上げることが難しい。様々な人がいる中、初心者や経験者、その技術の差、剣道の目的の相違、勉強の忙しさ、医学部剣道部では様々な足枷が存在する。

 自分は剣道経験者だ。そして、それは初心者から見たらいわゆる発言力のある強者なのかも知れない。でも、自分だってどこまでいけるかなんてわからないし、どこまでチームに貢献できるかなんてわからない。

 でも、自分の可能性を信じて、みんなで同じ目標に向かって俺は頑張りたい。そして、結果がどうなろうと、できることを悔いのないようにやりたい。自分が伸びる可能性を捨てる前に伸びるために一体何をしたのか確認してみると、ただ苦しんだだけでは、つらい思いをしただけでは、意味ないことに気づく。そしてまだできることがたくさんあることに気づく。足枷?足枷があるからこそ、それを誰もが取りさらい、一つになったとき、チームは一つになれるだろう。


 俺はまだまだ甘い。甘い。もっともっと高い意識で貪欲に、ならなきゃいけない。後輩としてチームに高い意識を持たせようとするには、自分がもっともっと強くなって結果で示さなきゃいけない。

 強くなりたい。

 昨日は浦和レッズがかなりの大勝をしたもので、こう、やはり地元のローカリズムを発揮しまくって自分はすんごいうれしい。サントスとか地元で目撃情報があるらしくて、見てみたいものですな、俺はサッカーとか全くの素人だけど個人的に長谷部に頑張ってもらいたいですな!!

 こう、今日は昼に色々と先輩に話を聞かされたわけであって、それで思ったことがこの前に書かれた記事だ。色々大変だよ、俺のケガとかホントに時期悪くて、ひたすら悲しくなる。んで、整形のOBの先輩にラウンジで会った時に、自分のケガは2、3ヶ月で靭帯がくっつく気配がなかったら手術しないと治らないそうだ。まさか俺が手術なんて体験するとは思わなかった。そして何より、元通りに剣道できるのか本当に心配だ、よくプロ野球選手で怪我して選手生命終わったとか聞くわけだし。もうこりゃあ、ホントに覚悟しなければいけないんだなと思った。指の手術が失敗して中指が動かなくなった叔父の話を思い出し、俺はただただ恐怖した。まあ、やるにしても九月のテスト明けだと思う。

 んで、夜になってその先生から突然電話が来て、うちの大学病院の指の専門の先生が診てくれることになったらしく、まだ未定だけど今度診てもらうことになった。今回は本当に西洋医学様様だと思う。接骨院の先生はこんな感じの一連の話を聞いてどう思うか、結構お世話になっている先生に対して器をはかるようでとても恐縮なのだが、ある意味楽しみにしている。

 そろそろガチにテスト勉強しないといけないわけで、なぜか俺は三時間睡眠でも今日はやけにピンピンしていた。疲れがどっと来る前にしっかりと寝よう。毎日3時間睡眠でぴんぴんしていられたら、、、、、俺はそんな超人的になる空想を浮かべ、自分がうつらうつらしていることに気づくとふと現実に戻らされるのである。そして、grapevine・田中の歌声が自分を包み込んで楽な気持ちにさせ、art-school・木下の歌声が明日も一生懸命生きようと感じさせてくれるのだ。