Munich




何かと話題なこの映画観てきました。いやーこれ現地の人が見たらどう思うんだろうーとか少し思っちゃったけれど、そんなことは自分にはどうでも良くて。いい映画だった。


話は、ミュンヘンオリンピックの時の「ミュンヘン事件」。パレスチナ人がイスラエル人の選手を殺して、主人公らへんの五人がイスラエルから命令を受けて犯人を暗殺しにいくっていう話。


ぼこっと爆弾を爆発させたり、だだだーっと銃を乱射しまくったり人間がいっぱい死ぬ。死ぬ死ぬ死ぬ。そこまでグロくはないけど死ぬ。そんな陰鬱な映像を延々と二時間以上見せ付けられた挙句の果てに見る最後の方の「妻とセックスしながら苦痛に浸るシーン」があまりにも印象的だった。あそこまで快楽と苦痛が同居する濃厚なセックスはないだろなー。あ゛ーーーーーーーーーーーーーーーーーって思っていたら哀しくて涙が出てしまった。感動。


時代背景を知ってればまあそれなりにわかるんだけれども、わからないとただ人が殺されてくだけかも。まあでも最後のシーンですべて脳天ふっとんでよかったわー。ピースが欲しい。