YUKI「Commune」




yukiの2thアルバム。前作は、「End Of Shite」でビョーク路線のいやらしいPVを作ってくれてゲストもそれなりに豊富だった彼女ですが今回はゲストがもっともっと豊富になってたりする。そして作品としてもとても面白いものとなっている。


①「Swells On The Earth」ピアノベースにギターを混ぜ、落ち着かせてくれる。②「泣きそうだ」ロックンロールって感じ。③「Good Times」日暮愛葉の曲。 2分50秒過ぎに急激に曲調が変わり始まる炸裂ギターが両方から迫ってきて終わりへと向かうのがかっこいい。④「ストロベリー」會田茂一の曲。バッグにかかったポワポワってした音が好き。⑤「ロックンロールスター」綺麗に流れるようなロック。最初はちょっと嫌いだったけど実はいい曲。⑥「スタンドアップ!シスター」とっても大好きな曲。元気が出る。⑦「ハミングバード
流離の歌い人、Caravanの曲。yukiが歌うと女性の愛がひしひしときます。⑧「センチメンタルジャーニー」これもまた良い曲。⑨「ファンキーフルーツ」恋するブラのCMで使われていた曲。実に楽しい気分になる。⑩「恋人よ」ダブっぽい。このリズム隊、かっこいいと思ったら柏原譲茂木欣一でびっくらこく。⑪「コミュニケーション」スネオヘアーの曲。彼のポップセンスっていうのは素晴らしくて、それがこの曲だけで十分わかる。⑫「砂漠に咲いた花」ふわふわして気持ちいい!!


なんか、ゲストもすんげー豪華だしそれ以上に何よりこのアルバムは愛とか幸せで充実しているyukiの感じがひしひしと伝わってきて聞いているだけで自分はハッピーハッピー、気持ちいい〜となってしまうのだ。いらない曲なんかなくて、全部通して聞いて全くグダグダ感はない。とっても完成度の高い、素晴らしいアルバム。元気よくポップな曲を歌い続けるyukiの方が認識されやすいのだけれど、こういうアルバムにも彼女の魅力はいっぱい詰まっているのだ。