人間は単に当たり前の前提が大きく崩れ、それが取り返しがつかなくてホントに不可逆だと知ったとき、激しいショックを受け、心は動揺する。そしてその現実をなんとか現実ではないと思い込もうとするが、現実に引き戻らなくてはならないと自分は思い、一生懸命現実に戻った。


今日は一つの区切りだった。


剣道の防具が自分を現実に引き戻した。


本当に悲しいってこういうことなんだって思い、今までの悲しみなんて大した悲しみではなかったのかとさえ思った。悲しいとか嬉しいとか怒りとか、そういう喜怒哀楽のような感情って自分を何かしらの形で納得させるというか、消化させるというか、うまく言えないがそんなためにあるのかもしれない。


頑張らなくちゃと思った。