ART-SCHOOL「SCARLET」




ART-SCHOOLの新メンバーでの初CD。ギターとベースが新メンバーになった。東芝emiとの契約も切れたらしく、自分たちの自主レコードでタワレコ限定発売となった。俺が渋谷店に昼ごろ行ったら既にインストアのチケットがなくっていたほどの意外な人気ぶり。びっくり。
さて肝心なCDの中身の方ですが、やや以前の流れを汲んだ曲+新しい試みというようなやや実験的なミニアルバム。全体的にややインディーズ時代のART-SCHOOLの流れを感じさせ、前作LOVE/HATEでがっかりしていた自分には中々嬉しい内容。
M-1ではいままでにないギターの試みがなされている。新メンバーの戸郄のギターは十分違和感なくなじんでいる。M-3のクロエも新たなアレンジでとても新鮮でかっこよくかなりお気に入りだ。M-4は前の斜陽のアレンジみたいな曲。しかし斜陽には遠く及ばず。M-6もかっこいい。
全体的に何回も聞けて、やや中毒性があるアルバムで聞いてると何回も聞いてれば一回はかっこよく感じるだろう。気になったのはベースラインの弱さと木下の相変わらずの声だ。今度のアルバムはアメリカでかのデイヴ・フリッドマンのとこで作るらしいから期待。