プロについて。

どうも、段々アクセス数があんま伸びなくて、まあ全然宣伝とか特にしまくってるわけじゃないからそんなに伸びないわけで、宣伝するのは嫌だけどつい自己顕示欲に駆り立てられてしまう。「見て見て見て!僕を見て!」そう誰かのように叫びたいのだ!

 いやー最近、フライデイやらフラッシュやらでミキティーこと安藤美姫が色々セクシーな胸元を見せながらスケートしてる写真や、少し派手な服装を着せられてグラビアアイドルみたいな感じで雑誌に出ているのがよく目に付く。可愛いのはわかりました、可愛いのは、ハイ。でもホントに派手な服装を着せられたミキティーは、ただのピエロにしか見えませんよ。

 なんかここまでアイドル化して取り上げるマスコミってどうなのかなあって思う。本人はどういう意識なんだろ、スケート界の人気のためにやってるのかな、何のためにやってるのかな、、とても彼女の意識が気になって仕方ありません。気になる気になる気になる。あーでもプロとしてはやっぱりスケート界に貢献する意識とかあってやってるのかなあ?そうであってほしい。俺はスケートは素人だが安藤のスケートは確かに若さとか力強さとかあって勢いを感じるけど、細部ではまだまだ粗さを感じる。村主の方が滑らかで技術力は感じる。だからまだまだ頑張って欲しいなって思う。

 プロの世界は結果を残さなくてはいけないから大変だ。どんなに一生懸命やったって、結果が悪ければ評価されない。一生懸命やりましたじゃすまない世界の典型的な例だと思う。例えば安藤にしても、もしこれから世界の舞台で活躍できなければ「マスコミにちやほやされて調子にのった」とか何やら厳しい目が向けられるに違いない。そしてもし、世界の舞台で活躍できれば「彼女は本当に日本のスケート界に貢献してくれた」とかなんとか言ってさらに祭り上げられることになるだろう。そういう本当に厳しい世界なのだと思う。

 自分が尊敬する剣道の師範がこう昔おっしゃったのが書いていてふと浮かんだ。

「プロというのは素人が難しいということを簡単にやってのけるからプロなんだ。」

 この言葉まさしくその通りなのかなって思う。そして、自分が将来なろうとしている医者もプロの世界(=専門家の世界)のひとつだということに気づく。怖い。人間の命、人生という不可逆なものを取り扱うのだからとっても怖い。ホントに医療ミスって取り返しのつかないことなのかなって思う。医者ってくそリスキーな職業だと思う。だからこそ自分は’プロ’にならなければならない。プロに。プロになるにはそれに必要な知識の引き出しとかは当然として、自分は’当たり前’のレベルを上げなければならないと思う。ここでいう当たり前は行動に関する意識レベルの問題であって、自分の中でただ一生懸命→どう何のために一生懸命→さらに工夫して・・・・・というように要は癖をつけるのだ。何か、あることに対しての意識する癖を。それがやはり効率化につながるし、自分の技術向上というのに役立つのではないかと思っている。これは、自分が剣道で学んだ、学ばせていただいた一番のことだと思う。剣道は本当にただ一生懸命馬鹿になってやってたんじゃ強くならない。意識一つで変わるものだ、本当にこのことを強く高校の時に教えていただいた先輩に感謝している。自分は剣道が全然まだまだであるが、自分が何かを考えて大学時代、一生懸命になることで、少しでも自分の剣道が進歩し、強くなり、立派になることができたら自分に自信が持てると思う。そしてそれは絶対自分が医者になってから何らかの形で役立つと思う。

 本当に剣道やっててよかった、これからも続けたい。そう思う。そして、職業云々関わらず少しでも多くの人さんを幸せにしたいです。