ZAZEN BOYS「ZAZEN BOYS」




ナンバーガール向井秀徳アヒトやらと始めたバンド、ザゼンボーイズの1stアルバム。基本的には後期ナンバガの流れに沿ってるけど、その音はやたらとストイック。
向井のファルセットボイスがやけに美しいM-1や、読経ラップが圧倒的なM-3,10,12,13などリズム隊もギターも鳥肌もののかっこよさだ。けど、M-5なんて歌も歌詞もリフも全部ダサく聴こえるし、M-13の電子音コーラスとか耳を疑う寒さだし、どうも奇を衒っただけに聴こえてしまうものもあった。
意欲作だけどいろんな意味で問題作。どう考えても万人が好きになれるとは思えないこの作品を諸手挙げ無条件に礼賛するメディアやナンバガファンってのもどうなんだろうかと思った。次回作に期待です。 (akt)

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ザゼンボーイズの最初のアルバム。numbergirl時代に自分たちの音楽を確立していた向井やアヒトがどういう音楽を奏でるのか。歌詞とか見てるとなんとなくナンバガから続いてる感じがする。東京とか都会とかそんなイメージだ。M-3,10,12,13のミクスチャーロックみたいなラップと演奏の組み合わせはとってもかっこいい、しびれる。でもアルバムを通して何回も聞いていると・・・・飽きる。なんか聞けば聞くほどつまらないアルバムに俺は感じてしまった。。。今は手にとって聞こうとしてみてもアルバムを通して聞くことはできず、適当に2、3曲つまんで聞くことしかできない。いい曲はあるけど、アルバムとしてはいまいちだと思う。アルバム出すなら、ちゃんと方向性決めて音をまとめて欲しいなあと思う。
ところで発売当初のタワレコのこのCDの売り場にはちょっとひきました。